さて、仕上げをしよう。

アドインは、「アドイン」一覧に表示されるが、
そのときに表示されるタイトルやコメントは修正できる。

これらは、アドインを作ってからでも、
ファイルのプロパティから修正できるが、
せっかく Excel を使ってるなら、Excel からやろう。

まず、メニュー「ファイル」→「プロパティ」を選ぶ。
ファイルのプロパティの画面が表示されるので、
「ファイルの概要」タブを選び、
タイトルとコメントに入力する。

タイトルは、「ののぐらむソルバー」とでもしよう。
コメントは、選択した時に説明文として表示される。
「シート上にあるののぐらむの問題を自動的に解きます」
とでも書いておこうかな。

余談だが、Word や Excel のファイルには、
これらのプロパティが標準で付与されているのだが、
この内容を確認していない人が結構いる。

プロパティを見れば、作成者やら会社名、
下手すると個人情報などが手に入るし、
別のブックなどをコピーして作った場合、
元のプロパティが残ってたりすると目も当てられない。

Word や Excel には個人情報を削除するオプションがあるが、
あれは当てにならないので、自分で確認したほうがいい。

さらに余談だが、Word や Excel のオプションは、
「個別のファイル」に対して作用する設定と、
「Excel や Word のアプリ自体」に対して作用する設定が
入り混じってややこしい。整理してくれないだろうか。

さて、話を元に戻そう。

作成者や、会社名などは空欄でもいいが、
自分のメールアドレスや、コピーライトなどを書けばいいか。
kes <???????@???.???????.??.jp> とか、
Copyright (C) 1994-2006 hogehoge とか。

プロパティの編集が終わったら、Excel に戻り、
シートを削除する。全部消すことはできないので、
ダミーのシートを 1 つ残してすべて消す。

アドインではシートは表示されないので、
VBA でシートを使っていないなら不要だ。

そして、VBA の IDE を開き、
メニュー「デバッグ」→「Nonogram のコンパイル」を選ぶ。
基本的に VBA は、JIT でも実行されるのだが、
あらかじめコンパイルしておけば、多少速くなる。
その代わり、ファイルサイズが少し大きくなる。

Excel のブックには、変更履歴なども格納されているのか、
VBA の編集を繰り返すとどんどんサイズが大きくなる。
気になる方は、新規でブックを作り直し、
そこにクラスモジュールなどを引っ越したほうが小さくなる。
まあ、動作には影響ないかな。

Excel は、VBA の作業状態まで保存するので、
ウィンドウはすべて閉じておいた方がいいかな。

さて、これでやっと準備が整ったので、
名前をつけて保存からアドイン形式で保存すれば、
アドインの完成だ。

アドインを人に配布するのは簡単だ。
xla ファイルをそのまま渡し
AddIns フォルダにコピーしてもらうか、
適当な場所においてもらい、
「アドイン」のダイアログボックスから「参照」すればいい。

アドインはメニューだけでなく、ツールバーの追加や、
新しいワークシート関数の追加、
他のブックやシートのイベントに対応した処理など、
いろいろな機能を作ることができる。

一度試してみてはいかがだろうか。